ファクタリングの手数料目安
資金調達方法を選ぶ上で「コスト」は非常に重要です。
ファクタリングは一体どの程度の手数料が掛かるのか、解説いたします。
方式・債権の信頼性によって変わる
ファクタリングには2社間方式と3社間方式があり、一般的に2社間ファクタリングはスピードに優れている反面で手数料が高く、3社間ファクタリングは手続きが煩雑である反面で手数料が低いという特徴があります。
なぜ方式によってファクタリング手数料が変わるのか、債権の信頼性とはどのようなものを指しているのか、確認していきましょう。
3社間ファクタリングの方が低い理由
3社間ファクタリングは、債権譲渡があった旨を取引先に通知(又は承諾)をし、ファクタリングを利用した会社は当該取引に於いて回収義務を負いません。
売掛金はその後直接取引先よりファクタリング会社に対して支払われるため、ファクタリング会社にとってはリスクの少ない取引であると言えます。
一方で、2社間ファクタリングの場合、債権譲渡があったことを取引先は知りませんので、本来の通り売掛金はファクタリング利用会社に支払われます。
ファクタリング利用会社はファクタリング会社に当該金銭を引き渡す義務が生じますが、この際に何らかの理由で支払われない可能性も否定できません。
そのため、3社間方式に比べて2社間方式はファクタリング会社にとってリスクの高い取引に当たり、手数料を高く設定しているのです。
債権の信頼性とは
債権の信頼性とは、文字通り「買い取った売掛金がきちんと支払われるのか」という点に他なりません。
ファクタリング会社は入金されることを前提に債権を買い取っている訳ですから、万が一入金されないと大きな損をしてしまいます。
そのため、ファクタリング会社からみて入金の可能性が低い債権は高リスク、逆に入金の可能性が高い債権は低リスクということになります。
したがって、低リスクな債権は手数料が低く、高リスクな債権は手数料が高く設定されているのが一般的です。
ファクタリング会社によっても異なる
現在、ファクタリング会社は大小含めると日本全国で数百社に上ると言われています。
中には特定の債権を専門に扱うファクタリング会社もあり、債権の内容によっては専門性の高い会社を選ぶという手があります。
例えば、診療報酬や介護報酬といった「医療債権」については、当該債権を専門に扱うファクタリング会社も多く存在しており、実際に手数料が低いケースも確認されています。
提示された手数料が高いと感じた際は、
「3社間ファクタリングの検討」
「経営状況が良い又は規模が大きい会社の債権を利用する」
「複数ファクタリング会社の相見積もり」
を実施してみると良いでしょう。
KISマネジメントは業界最安値
当社ではファクタリング手数料を2%~に設定しており、業界でも最安水準であると自負しております。
もちろん前述した事項も鑑みた上で最終的な手数料を決定いたしますが、万が一他社よりも高ければその旨を是非ともお伝えください。
コストに悩む企業様のお役に立てるよう、誠意努力いたします。